こんにちは!
ホラーが無性に見たくなる時ありますよね、そんな刺激が欲しい時におすすめのとっておきホラーを紹介します。視覚(映像)だけじゃなく、聴覚(BGM)でだいぶ雰囲気が作られているそんな名作ホラーです。当分眠れませんよ。
The Shining
元々は、他の映画「レディプレイヤー」が発端で見てみようと思いました。この映画は、1980年に発表された映画ですので、なかなか古い映画として括られますが、ものすごい恐ろしいです。音から雰囲気がこんなに作られて不安な状態になってしまうんだ、と分析しながらも、十分のめり込んで、十分ビビってました。
<主な登場人物>
ジャック(夫):ホテルにこもって作品を仕上げたい、切羽詰まった小説家 / ウェンディ(妻):子供のことを第一に思う専業主婦
ダニエル(子供):小学生?くらいの子供、独り言や妄想癖がある様子。
<ストーリー 序盤>
天気の良い山の中をドライブするシーンから始まります。(でもここでも不快と言いますか、まるで人の叫び声を彷彿とさせて、不安にさせるようなBGMがずっと流れていて違和感を感じます。)
主人公ジャックは小説家、こもりきりのホテルの住み込みの仕事の面接をし、見事採用。
今年の冬をホテルで(管理人という立場で)過ごすことが決まりました。このホテルは冬の間は雪がひどく、誰も近づきません。でも食費もかかりませんし、部屋は沢山ある、まるで天国のような環境で生活できる権利を得たジャックの家族でした。ただダニエルだけは、不安を感じていました。
ジャックが面接の時に知らされた内容として、このホテルは、冬以外はいつも通り稼働していますが、元々は曰く付きのホテルだったそうです。「冬を越す期間で、孤独に耐えられない人がいた(夫が妻と子供を殺した殺人事件が起きたことがある)」と支配人はジャックにだけ伝えていました。その時、ジャックは特に気にしてませんでした。
その後、場面が切り替わる時に、こんなシーンがありました。
赤い、血のような色の水が部屋の奥から流れ込んでくる、なんだか気味の悪いシーン。そして建物の廊下で、水色のワンピースを着た双子の女の子が笑ってこちらを見ているシーン。
もう、ここでなんだか怖いですよね、、、笑
そもそもshining ってなんだろう?(輝く?)とか、もうタイトルを忘れかけた頃、その謎が途中で分かり始めます。どうやらこのshiningに関わっているのは小学生くらい?の子供だということです。
急に「237号室って何があるの?」と問うダニエル。「そこには何もない!いいから近づくな!」と答えるホテル案内人。
Shiningとは、この物語では、超能力のことを指していて、未来のことを知ることができたり、また過去のことを知ることができる能力を指しているとわかります。その能力をなんと彼(子供)が持っているようなんです、、、!
<ストーリー 中盤〜終盤>
ある日、ジャックは、自分の家族を殺す、という恐ろしい夢を見ました。まるで以前聞いていた、恐ろしい事件と酷似するものでした。そんな中、廊下で遊んでいたダニエルが、鍵が空いていた(理由も不明)237号室へ母親を探しに入ってしまいました。悪夢から覚め、落ち着きを取り戻したジャックのところにぽつぽつと、取り憑かれたように歩いてくるダニエル。首には、締められた跡があり、「どちらがやったんだ」と夫婦間に亀裂が入りました。
このシーンもずっと鬼気迫るBGMが流れています。(めっちゃ怖い!)
しかし、ダニエルは実は断片的に予知してました、自分が見ることになる237号室の部屋の中の様子や、その中に刻まれた”REDRUM“という言葉。そして、のちに確認しにくるジャックが恐怖を感じることも。
ただし、ジャックは、恐怖を感じ、違和感があっても、このホテルから出ようとしない責任感がありました。どうしても早くここから出たい母ウェンディと絶対に帰らない(冬を越す)と決めたジャックには、もう取り返しのつかない隔たりができてしまっていました。
その隔たりが終盤に向けて大きく物語を変化していきます。ダニエルの意味していた”REDRUM”、赤い部屋?かと思いきや、ちゃんとしたメッセージでした。この家族は救われるのか、そしてこのホテルはどうなるのか。
物語の展開が全く読めずに終わりました、いい意味でずっとハラハラして、とても怖いと感じた映画です。途中目を外したくなる怖さが病みつきになりそうです!
ホラーならではのスリルを楽しんでもらえたら!では、また!
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